試薬の特徴

薄い黄色の液体で、非常に強力なルイス酸。
水と容易に反応して白色固体(チタン酸化物)を生じる。試薬瓶を開封すると白煙を生じるので注意。

反応停止時に塩基で中和すると大量の不溶性固体を生じ、後処理が難しくなることがある。
合成している化合物が酸に耐えられるのであれば、中和せずに純水のみで反応を停止させてもよい。

試薬の調製法

一般的に実験室では調製しない。広く市販されており、安価である。
ジクロロメタン溶液やトルエン溶液として市販されることもある。
溶液でない高純度のものも入手可能だが非常に失活しやすい。純度を高めたい場合は蒸留精製が必要。

試薬の用途

ルイス酸として広く用いられる。

・向山アルドール反応
・フリーデル・クラフツ反応

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